えこあくと2006
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3.部門間連携の強化: ISO9001はトップの方針に基づく病院全体のマネジメントシステムであり、診療業務のマネジメントでもあるのでISO9001のシステムには医師を含めて病院全部署が参画して実行していく必要がある。ISO9001マネジメントシステムの構築を通じて、全部署間の連携強化が実現できる。4.医療事故の防止: 前記1.2.3.が実行あるいは推進されることにより、ISO9001の仕組みによって医療のプロセス毎の仕事の質を安定させるとともにISO9001の要求事項にそって正しく業務に取り組めば、病院における業務改善が進み、医療事故の防止や質の向上、患者様満足度の向上を推進できる。5.定期的外部評価の義務化: 認証取得して平成18年度で3年を迎え、定期的に内部監査、外部審査を受け、指導事項等改善事項に対しては、現場へのフィードバックを行い、その後検証し改善する事により、日常業務の手順や仕組みが文書化され業務の標準化が推進されたため、サービスの向上及び業務の効率化が進んだ。6.サービス向上の評価: サービス向上の現れとして、平成16年度は前年度に比し、患者様から感謝の言葉が寄せられる件数が増加し、苦情件数については減少しており、患者様の満足度の向上が図られつつある。14Kumamoto University図2-9 医学部附属病院正面玄関

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