えこあくと2006
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社会への情報発信 環境保全にかかわる活動への取組は、各部局独自のものや部局間を横断する活動など様々な取組が平成17年度にもなされてきた。 平成17年度に行われた活動の中から、幾つかを紹介する。 教育学部では、将来の教員が身に付ける環境に関する素養を授業の中で組み入れている(例えば、環境保全論、環境教育論、分析化学など)。 附属小・中学校では、不用品のリサイクル(四附属バザー)や学校周辺の清掃活動などを通して、学童や保護者に向けた環境保全の啓発活動を行っている。また、平成16年度までは“環境のための地球学習観測プログラム事業”の研究指定校になっており、その取組については平成17年度に開催された全国大会で報告した(GROBE発表会:17年6月、東京;全国環境学習フェア:17年10月、鳥取)。 初等および中等教育では、総合的な学習の中で、“省エネ実践”や“みかんの皮の利用法”など省エネやリサイクルをテーマとして取り扱った。“わたしたちのくらしと水”や“落ち葉を使っての腐葉土作り”など自然そのものから環境問題を学び取る学習も実践している。これらの学習活動を通して生徒の環境意識は年々向上している。16Kumamoto University図3-2 白川水源見学図3-3 森と水の関係を学ぶ野外学習図3-4 下水処理施設における講義風景【教育学部の取組】

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