えこあくと2006
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富栄養化の進んだ湖沼で、藻類が異常増殖して、湖沼水を緑色に変色させることがある。この緑色の粉をまいたような現象はアオコ(青粉)と呼ばれ、ペンキを流したようなマット状になることもある。 アオコが発生すると、藻類が死滅してカビ臭を発したり、更には肝臓毒、神経毒などの有害な化学物質が作られることがあり、上水道への利用が不適当となる。また水中の溶存酸素が奪われるため、水生生物や魚類が死亡するなど、水産業等への被害をもたらす。アオコとは24Kumamoto University処理前処理後図4-6 アオコ処理装置図4-5 ストリーマ放電暴露前後のアオコ細胞の顕微鏡写真

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