えこあくと2006
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熊本大学から流れ出る排水には下水道法等によって排出基準が課せられており、この基準値を超える場合はそのまま流すことはできず、適正に処理しなければならない。そのため本学では実験廃液の分類貯留及び処理法を定め、法令遵守はもとより、実験廃液による環境汚染の防止に努めている。本学では昭和47年度に無機系、昭和54年度に有機系の廃液処理施設が設置され、学内の実験廃液を無害化処理して排出基準を遵守してきたが、無機系の廃液については処理施設の老朽化による機能停止に伴い平成16年度の途中から学外の専門業者に処理を委託している。実験廃液について実験廃液の処理について38Kumamoto University051015202530その他難燃性廃液廃油ハロゲン・硫黄系一般廃溶媒平成17年度平成16年度024681012シアン水銀クロム重金属現像・定着液他平成17年度平成16年度図6-9 熊本大学における 実験廃液(有機系)量の推移図6-10 熊本大学における 実験廃液(無機系)量の推移kL14kL図6-11 実験廃液の分別風景

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