えこあくと2007
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第4章 研 究熊本大学における環境研究・環境技術開発熊本大学における環境に関する科学研究費テーマ(平成18年度)22Kumamoto University 21世紀において深刻化している環境問題の解決を行い、持続可能な社会の構築のために、世界中で積極的に環境研究・環境技術開発に取り組まれています。持続可能な社会を構築するためには、温室効果ガスの排出削減、循環型社会の構築、自然共生型社会の構築、化学物質の環境リスク管理などが重要であるとされています。また効率よく研究開発を行うためには、人文社会科学系研究と自然科学系研究の一層の連携・融合を図ることも重要です。 熊本大学は、先進的な環境研究・環境技術開発を継続的に実施できる総合大学として位置付けられ、多種多様な環境に関する研究が熊本大学で行われています。これらの成果は、環境政策の推進と発展、国際貢献、科学技術・環境産業の発展につながり、さらに教育・研究を通じて、環境研究・環境技術開発を担う人材の育成につながっています。研究・大学改革・社会貢献担当理事(副学長)阪口 薫雄・極東地域における前期完新世の環境変化と生業システムの適応に関する研究・ストレスの社会・文化的規定性とそれへの適応過程に関する研究・八代海沿岸地域における古墳時代在地墓制の発達過程に関する基礎的研究・考古学資料に基づく「寒冷化」現象把握のための基礎的研究・環境問題に着目した義務教育課程におけるパワーエレクトロニクス教育実践・阿蘇火山中岳火口付近の有史における火山災害と噴火様式の実態解明【文 学 部】【教育学部】・離島における廃棄物・リサイクル問題の国際比較・アジア地域における自動車リサイクルシステムの比較研究【法 学 部】

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