えこあくと2007
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24Kumamoto University熊本大学沿岸域環境科学教育研究センターの概要熊本大学沿岸域環境科学教育研究センターの概要熊本大学沿岸域環境科学教育研究センターの概要 熊本県は有明海及び八代海に面しており、これらの海は日本国民にとって貴重な自然環境及び水産資源の宝庫です。 熊本大学では、有明海・八代海を中心とする沿岸域環境に関する教育研究を行う「沿岸域環境科学教育研究センター」が学内共同研究施設として設置されており、盛んに研究が行われています。 沿岸域環境科学教育研究センターは、日本最大級の干潟を有する有明海・八代海を中心とする沿岸域環境に関する基礎科学および応用科学などの教育研究を行い、地域社会へ貢献することを目指しています。すなわち、干潟沿岸域の生物多様性や生態系の解明、持続可能な水産資源の保全・開発、自然調和型の沿岸域の保全・開発・防災などの教育研究を行い、得られた成果を地元に還元し、より良い地域環境を保全・創造するための教育研究を行っています。 本センターは、海洋施設として天草に合津マリンステーションを有しており、研究を行うとともに学内外の学生の臨海実習、小・中・高校生や一般社会人への環境教育なども実施しています。 また本センターは、国や地元の自治体・研究機関などと密接に連携することによって、熊本県内における沿岸域環境科学の中心として機能させるとともに、アジア地域の干潟沿岸域環境研究のネットワーク作りの拠点としての国際化を目指しています。沿岸域環境科学教育研究センター教育研究分野合津マリンステーション生物資源循環系解析学沿岸域社会計画学水・地圏環境科学生物資源保全・再開発特集:有明海・八代海に関する研究合津マリンステーション

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