えこあくと2007
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環境報告書の作成にあたって平成19年9月熊本大学環境安全センター長(環境マネジメント推進専門委員会委員長)古 川 憲 治 昨年9月、熊本大学としては初めての環境報告書2006「えこあくと」を、環境安全センターが中心となって編纂し発刊しました。今年度は、学長を総括環境管理責任者とする環境マネジメント体制(レジーム)が新たに整備されました。この体制の中で、環境委員会の任務が拡大され、環境委員会が環境マネジメントの策定及び実施、環境報告書の作成を担当することになりました。実際には、環境委員会のもとに新設された環境マネジメント推進専門委員会の中の環境報告書作成ワーキンググループが環境報告書の作成に当たりました。 環境報告書に記載する事項については、「環境省ガイドライン」に沿って取りまとめることになっていますが、毎年発刊される環境報告書を多くのステークホルダーに興味を持って読んでもらえるよう様々な工夫を凝らしています。昨年度に発刊した熊本大学として初めての環境報告書では、熊本大学の環境に関する教育、研究の取組と、これまでの環境保全活動に対する実績を紹介しました。今年度の環境報告書は、熊本大学における環境研究・環境技術開発の中で「沿岸域環境科学教育研究センター」を中心として行われている、日本最大の広大な干潟で守られ、自然環境・水産資源の宝庫である有明・八代海に関する研究を特集するとともに、昨年度11月に熊本大学に新規に導入された薬品管理支援システム(YAKUMO)を目玉として編集しました。 今年度から、熊本大学としての環境マネジメント体制が整ったことから、今後は明確なエコ・ポートフォリオ(環境マネジメントに関する羅針盤)を持って、環境マネジメント体制を正常に機能させ、設定した目標の達成のために、全学的に環境保全活動が高まることを期待しています。 環境報告書2007「えこあくと」をご覧いただき、環境配慮に関する熊本大学の取組をご理解頂くとともに、本学の環境保全活動に対するご意見、ご指導を頂きますようお願い申し上げます。○報告対象組織: 黒髪北地区(教育学部東教場含む)、黒髪南地区、本荘地区、九品寺地区、大江地区、京町地区、 附属幼稚園、大江総合運動場、合津マリンステーション、地域共同研究センター○報告対象期間:平成18年度(平成18年4月1日~平成19年3月31日) ○準拠あるいは参考にした環境報告書等に関する基準又はガイドライン等: 環境報告書ガイドライン2003、環境報告書記載事項等の手引○作成部署及び連絡先:環境安全センター(環境委員会) ○ホームページのURL:http://www.kumamoto-u.ac.jp/(熊本大学)表紙モチーフ:熊本大学の干潟環境観測タワー(熊本港)【事務担当】総務部労務・安全課住所:熊本市黒髪2-39-1Tel:096-342-3234Fax:096-342―3237e-mail:soky-anzen@jimu.kumamoto-u.ac.jp46Kumamoto Universityhttp://www.esc.kumamoto-u.ac.jp/(熊本大学環境安全センター)

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