えこあくと2011
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環境マネジメント活動Kumamoto University082本学の環境理念と環境方針、及び環境省が提案している「持続可能な社会」の構成図を参考にして、本学の環境マネジメントをイメージ化しました。このイメージ化は、本学の構成員が環境に配慮して活動した時に、貢献するだろう社会(出口)が分かりやすいようにすることを目的としています。また客観的に本学の環境に配慮した活動を観察したときに、どの分野の活動が活発的か分かりやすくする効果もあります。 環境マネジメントのイメージでは、木は、熊本大学を意味しています。「低炭素スタイル」、「循環型スタイル」、「自然共生スタイル」は木の根幹を意味します。これは、本学の教職員による教育・研究活動、それらを支える事務職員・技術職員の活動、および学生らによる自主的な活動を意味しています。これらに「環境マネジメント活動」という水を与えることにより、それらの活動を推進させ、「エコ・キャンパス」という葉が茂るイメージです。さらに本学の活動の成果を社会に還元する意味を含ませるために、葉から水や酸素が大気中に発散しているイメージを描きました。 環境に配慮した活動は、「低炭素スタイル」、「循環型スタイル」、「自然共生スタイル」、「環境マネジメント活動」と分けていますが、それぞれに含まれるキーワードを表にまとめました。また本学の目的である「教育」、「研究」、「地域貢献(社会貢献)」に関する活動も、えこあくとではキーワードによって分類しました。環境マネジメントのイメージ環境マネジメントのイメージについて環境マネジメント活動低炭素スタイル循環型スタイル自然共生スタイルキーワード分 類環境マネジメント、環境に関する法律、環境行政、環境アセスメント、環境教育、環境影響評価、環境権、環境効率、環境税、環境配慮設計、環境報告書、環境ラベル、環境リスク、環境倫理学、環境経済学など本学における環境保全活動を組織的かつ効率的に推進させるために、PDCAサイクル※を利用した活動を行い、環境教育を充実させ、環境に関する啓発活動を行います。エネルギー、新エネルギー、バイオマス、燃料電池、省エネルギー、地球温暖化、温室効果ガス、化石燃料、気候変動、ヒートアイランド現象、エコカー、エコ住宅、エコドライブなどリユース、リサイクル、廃棄物・ごみ、ごみ処理施設、ゼロエミッション、不法投棄など地球環境、自然環境、生物多様性、生態系、野生生物、環境汚染、大気汚染、水質汚濁、海洋汚染、土壌汚染、オゾン層破壊、森林の衰退、砂漠化、酸性雨、緑化、里山、環境浄化、環境分析、空気浄化、排水処理、公害など※Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(改善)というサイクル

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