えこあくと2011
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環境マネジメント活動Kumamoto University162部局における環境マネジメントの状況 工学部では環境との調和と共生を積極的に取り組んでいます。その一貫として、物質生命化学科が2004年に国際標準化機構の環境マネジメントシステム規格ISO14001を認証取得し、環境関連科目の充実や学生実験における環境負荷の軽減を図るなど、環境の視点を取り入れた教育システムを構築しています。さらにフィールドワークや学外への環境教育活動を通して、学生や地域社会の環境意識の向上に努めています。 また、省エネ・エコの観点から施設・環境委員会を中心として富士電機システムズおよび九州電力による寄付講座とともに低炭素化社会の実現のために「南キャンパスにおけるスマートグリッド実証実験」を行っています。具体的には、工学部学生実験等屋上に50kWのソーラーパネルを設置し、2号館(学生講義棟)に発電量等をパネル表示して学生の省エネ意識についての啓発を行っています。実証実験としては、研究棟Ⅰの壁面へのパネルの設置、1号館に追尾型パネル、2号館屋上にフィルム型パネルの設置、および1号館屋上に風力発電機の設置を行い、年間を通じた発電効率の計測やパネルの種類による発電効率の検証等を行っています。(1)工学部

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