えこあくと2011
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過去5年間における本学の水資源投入量の推移過去5年間における排水総排出量の推移100020030040050060020105152006506200751020094812008490(年度)(千m3)(千m3)050100150200250(サイト)井水市水黒髪北黒髪南本荘附属病院九品寺大江京町大江総合運動場九品寺大江総合運動場02341(千m3)200620082010200620082010200620082010200620082010200620082010200620082010200620082010200620082010各サイトの水資源投入量は、昨年度に比べて黒髪北サイト:約17.0%増加、黒髪南サイト:約9.7%増加、本荘サイト:約3.2%増加、附属病院サイト:約6.0%増加、九品寺サイト:約7.1%増加、大江サイト:約4.1%減少、京町サイト:約27.3%増加、大江総合運動場サイト:約24.7%の減少となりました。近年、本学における水資源投入量は、施設整備による節水型トイレ・自動水栓等の採用により設備が充実したことや、給水配管更新による漏水の減少などにより減少傾向にありました。その反面、本年度の使用量の増加は、施設整備に伴い洗面台等が各居室に整備されるなどサービス向上によるもので、次年度以降も、サービスの向上に伴って使用水量の増加も予測されます。大学に求められる地下水保全という社会的責任を果たすためにも、より一層の節水が求められるところです。自然の恵みから得られる食べものや空気、水を持続的に利用するために、生物多様性を守り、環境汚染を防ぎ、自然の手入れを行います。排水総排出量本学の排水は、一部雨水を除き、熊本市公共下水道へと放流されます。排水を管理することは、建物を衛生的に保つばかりでなく、河川や海の水質を保全するために大変重要な役割を担っています。また、本学の飲料水は、そのほとんどを地下水にたよっています。排水中の有害物質が土壌に溶け出して、地下水を汚染することがないように、有害物質の排水に関しては各実験室等で十分に管理するとともに、各団地における公共下水道放流箇所での排水水質測定を実施し、汚染のリスクに対して管理を行っています。排水総排出量を計測できないため【井水量および市水量の総計】から【ボイラー蒸発分および冷却塔蒸発分】を差し引いたものを排水総排出量としています。したがって、その推移は井水および市水使用量と同様となり、水資源投入量を削減することによって、同時に排水総排出量の削減へつながることになります。17.0%→9.7%→3.2%→6.0%→27.3%→7.1%→24.7%→4.1%→Kumamoto University48自然共生スタイル | 環境負荷5

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