えこあくと2011
9/72

07Kumamoto University2環境マネジメント活動環境理念豊かな緑と清冽な湧水に恵まれた阿蘇と青い豊かなる天草の海に囲まれて立地し、地下水でまかなわれる水など、その自然環境の恩恵に浴してきた熊本大学は、環境保全と持続可能な循環型社会構築の取り組みが地域及び全人類の重要課題の一つであるとの認識に立って、本学におけるあらゆる教育・研究活動を展開し、環境保全に努め、持続可能な社会を切り開く人材を世に送り出すと共に、学生と教職員が協働して環境に配慮した「エコ・キャンパス」の実現と持続的な環境改善を推進する。環境方針1.総合大学としての特徴を活かして、環境に関する先進的な教育と環境科学分野の研究を継続的に実施する。2.教育研究をはじめ本学のあらゆる活動及び運営において、地球温暖化防止策の推進、エネルギー使用における化石燃料依存の削減、廃棄物発生量の削減、化学物質の安全管理、環境汚染の予防、グリーン購入の促進及び資源のリサイクルの向上に努める。3.環境目標を設定し、教職員、学生、生徒、園児及び熊本大学内で事業活動を営む団体等の職員が一体となり、環境関連の諸法令、諸規制及び学内規定等を遵守すると共に環境保全活動を推進する。4.環境マネジメントシステムを構築し、環境監査の実施により、システムを定期的に見直し継続的な改善に努める。5.環境に関わる教育研究の成果を踏まえ、地域社会をはじめとするあらゆる人々に対する啓発・普及活動を積極的に展開する。 この環境方針は、文書化し、熊本大学の全教職員、学生及び学内事業団体等の関係者に周知するとともに、文書やインターネットのホームページを用いて一般の人に開示する。・廃液対策打ち合わせ会開催・無機系廃液処理施設新設(屋外型)・廃液処理委員会設置・有機系廃液処理施設新設 (環境分析室併設)・廃蛍光管、廃電池の分別収集開始・無機系廃液処理施設更新 (環境モニター室併設)・下水道へ放流する排水水質測定開始・環境保全委員会設置・貯留槽のpH測定開始・ばい煙測定開始・廃試薬(不用薬品)の収集開始・環境保全センター設置 (共同利用施設)・環境安全センター設置(改組)・薬学部においてISO14001認証取得・工学部物質生命化学科において ISO14001認証取得・無機系廃液の外部委託処理開始・環境安全センター転換 (学内共同教育研究施設)・環境安全センター専任教員配置・熊本大学環境報告書「えこあくと」 公表・熊本大学薬品管理支援システム YAKUMO 導入・環境委員会の改組・環境安全講演会の開催・「環境安全に関する講義」の開始・有機系廃液の外部委託処理開始・施設・環境委員会の改組環境理念と環境方針環境保全活動の沿革第2章環境マネジメント活動7月3月6月2月6月3月4月2月4月12月3月6月4月9月1月12月4月9月11月4月12月9月12月4月(年度)昭和46年(1971)昭和47年(1972)昭和48年(1973)昭和55年(1980)昭和59年(1984)昭和60年(1985)昭和63年(1988)平成 3年(1991)平成 4年(1992)平成 8年(1996)平成11年(1999)平成13年(2001)平成16年(2004)平成18年(2006)平成19年(2007)平成20年(2008)平成21年(2009)平成22年(2010)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です