えこあくと2012
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環境理念環境方針環境保全活動の 環境マネジメント (昭和63年)(昭和60年)(昭和59年)(昭和55年)(昭和48年)(昭和47年)(昭和46年)1988年 4月1985年 3月1984年 6月1980年 2月1973年 6月1972年 3月1971年 7月● 下水道へ放流する排水水質測定開始● 無機系廃液処理施設更新(環境モニター室併設)● 廃蛍光管、廃電池の分別収集開始● 有機系廃液処理施設新設 (環境分析室併設)● 廃液処理委員会設置● 無機系廃液処理施設新設(屋外型)● 廃液対策打ち合わせ会開催循環型スタイル循環型スタイル自然共生スタイル自然共生スタイル低炭素スタイル低炭素スタイルエコ キャンパスの実現熊本大学社会へ還元環境マネジメント活動※Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(改善)というサイクル第 章02豊かな緑と清冽な湧水に恵まれた阿蘇と青い豊かなる天草の海に囲まれて立地し、地下水でまかなわれる水など、その自然環境の恩恵に浴してきた熊本大学は、環境保全と持続可能な循環型社会構築の取り組みが地域及び全人類の重要課題の一つであるとの認識に立って、本学におけるあらゆる教育・研究活動を展開し、環境保全に努め、持続可能な社会を切り開く人材を世に送り出すと共に、学生と教職員が協働して環境に配慮した「エコ・キャンパス」の実現と持続的な環境改善を推進する。総合大学としての特徴を活かして、環境に関する先進的な教育と環境科学分野の研究を継続的に実施する。教育研究をはじめ本学のあらゆる活動及び運営において、地球温暖化防止策の推進、エネルギー使用における化石燃料依存の削減、廃棄物発生量の削減、化学物質の安全管理、環境汚染の予防、グリーン購入の促進及び資源のリサイクルの向上に努める。環境目標を設定し、教職員、学生、生徒、園児及び熊本大学内で事業活動を営む団体等の職員が一体となり、環境関連の諸法令、諸規制及び学内規定等を遵守すると共に環境保全活動を推進する。環境マネジメントシステムを構築し、環境監査の実施により、システムを定期的に見直し継続的な改善に努める。環境に関わる教育研究の成果を踏まえ、地域社会をはじめとするあらゆる人々に対する啓発・普及活動を積極的に展開する。この環境方針は、文書化し、熊本大学の全教職員、学生及び学内事業団体等の関係者に周知するとともに、文書やインターネットのホームページを用いて一般の人に開示する。1.2.3.4.5.本学の環境理念と環境方針、及び環境省が提案している「持続可能な社会」の構成図を参考にして、本学の環境マネジメントをイメージ化しました。このイメージ化は、本学の構成員が環境に配慮して活動した時に、貢献するだろう社会(出口)が分かりやすいようにすることを目的としています。また客観的に本学の環境に配慮した活動を観察したときに、どの分野の活動が活発的か分かりやすくする効果もあります。〈図1〉環境マネジメントをイメージ化環境に配慮した活動は、「低炭素スタイル」、「循環型スタイル」、「自然共生スタイル」、「環境マネジメント活動」と分けていますが、それぞれに含まれるキーワードを図にまとめました。また本学の目的である「教育」、「研究」、「地域貢献(社会貢献)」に関する活動も、えこあくとではキーワードによって分類しました。環境マネジメントのイメージでは、木は、熊本大学を意味しています。本学における環境保全活動を組織的かつ効率的に推進させるために、PDCAサイクル※を利用した活動を行い、環境教育を充実させ、環境に関する啓発活動を行います。09Kumamoto University環境マネジメント活動について

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