えこあくと2012
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「みなまた環境塾」4月5月6月7月8月9月水俣市は、世界に類例のない産業公害としての水俣病を正面から見つめ、水俣病の犠牲が無駄にならないように、市民・企業・行政が一体となった環境再生に向けた共同作業を実践してきました。また、これまでに取り組んできた環境保全活動のノウハウを活かし、持続可能な資源循環型社会の構築を目指して、環境モデル都市にふさわしい産業創出と育成などの「みなまたエコタウン」プランを作成し、環境に優しいものづくりへの取組を行っているところです。この人材養成プログラムでは、当該地域の過疎化が進むなか、このような取組を支える人材として、資源循環型社会の構築に貢献できる人材並びに社会システム・ライフスタイルを含めた環境保全の担い手を育成する事を目的とし、水俣市民、水俣市職員、地域の地場企業及び進出企業の従業員といった社会人を主体とした受講生を対象に一期1.5年でカリキュラムを実施しています。2011年度末までに、3期46名が修了し、地元水俣市においてエコロマスターとして活躍しています。第4期は、2012年6月から装いも新たにスタートします。受講生・修了生だけでなく一般市民を広く対象とし、東南アジアなどの環境・リサイクル領域の研究者を国内外から招聘し、環境問題やリサイクルに関する現状や取組などのセミナーです。水俣市において平日の夜に毎年3回行っています。は 文部科学省科学技術戦略推進費(旧科学技術振 「地域再生人材創出拠点の形成 目的12011年度の課題実施状況2◎公開講座詳細◎その他2012年度からは熊本大学と水俣市の自主事業として再スタート実施月講義名公開講座その他環境とエネルギーの管理個別課題ゼミインターンシップ第7回シンポジウム ▼宮崎県研修 ▼ミニみなまた環境塾2 ▼日時:2011年8月9日9時~15時30分 場所:みなまた環境テクノセンター内容:水俣市内小学校高学年・中学生を対象とした実験体験会。携帯電話を解体し中に含まれる金属を調べたり、水俣市内の河川に入り水質調査や川に住む生き物を調べるなど5テーマに分かれて実験、まとめ、結果発表を行いました。ミニみなまた環境塾2日時:2011年12月6日~8日 場所:水俣市内一円、熊本交通センターホテル内容:世界の環境技術の研究者による3日間にわたるワークショップを開催。1日目は 熊本交通センターホテルで研究発表2日目は エコタウンなどの視察、講演会や水俣市民との意見交換会3日目は 阿蘇において風力発電所や火山博物館などを視察『国際ワークショップMISSION2011』イブニングセミナー「燃料電池と水素エネルギー」 Joongmyron Bae 教授 (韓国科学技術院)日時:2011年10月7日18時~ 場所:みなまた環境テクノセンター第13回イブニングセミナー「現代医療における環境保全の課題と その取り組み(中国の事例)」 趙 勁民 院長 (広西医科大学)日時:2012年2月13日18時~ 場所:みなまた環境テクノセンター第15回イブニングセミナー「排水処理におけるエネルギー効率化に向けて」 NG Wun Jern 教授(南洋理工大学南洋環境・水研究所)日時:2012年1月12日18時~ 場所:みなまた環境テクノセンター第14回イブニングセミナー環境マネジメント活動第 章0221Kumamoto University

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