えこあくと2012
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研究みなまた環境マイスター養成プログラム1.水俣市内の物質・エネルギーフローの研究 2.太陽電池の地域分布パターンと電力需要の均し効果に関する研究 3.拡張型自律分散型電力網の研究 田中 昭雄特任教授大学院自然科学研究科太陽光発電、風力発電などを含む電力システムにおいて、負荷の増加など不確実性を見込んだ長期の供給信頼度を評価する。宮内 肇准教授大学院自然科学研究科地球温暖化に伴う長期的な海面上昇に起因した“沿岸域の総合環境影響評価モデル”の構築と評価山田 文彦教授大学院自然科学研究科1.粒界制御による超環境耐久性を有するフェライト系耐熱鋼の開発世界のCO2排出量の約30%は火力発電によるものであることから,地球温暖化抑制のためには火力発電所の運転温度の高温化によるCO2の排出量の削減が不可欠である。本研究室では,ボイラーやタービンに用いられているフェライト系耐熱鋼について,粒界制御により超環境耐久性を発現させるための研究開発を行っている。2.材料科学アプローチによる新規多結晶系太陽電池材料の創成多結晶系太陽電池において結晶粒界は変換効率低下の主因と考えられてきた。しかしながら,粒界は粒内と異なる電子構造をもつことから,しばしば特異な機能を発現する。本研究では,粒界機能に着目し,結晶粒界を逆に積極的に利用した新規な多結晶系太陽電池材料の開発を目指している。連川 貞弘教授工学部太陽電池・環境自然エネルギー寄附講座では、下記の研究プロジェクトを進めている。1.熊本大学エネルギーマネージメントに関する研究2.黒髪南地区のエコキャンパス構築に関する研究3.黒髪南地区に設置されている、太陽光発電システムの 運用実績に関する研究4.各種太陽電池モジュールの発電効率に関する研究なお、現在、黒髪南キャンパスでは、約100kWpの太陽光発電システムと1kWの風力発電システムが稼働中である。石原 修客員教授大学院自然科学研究科1.熊本大学エコ・エネ研究会のプロジェクトの一環として参画している。 バイオマス燃料電池の長期運転を目標として西山准教授と高藤准教授とともに研究開発を進めている。2.生体内での酵素による酸化および還元反応とを組み合わせた生物燃料電池を研究開発しています。 アノード極には基質を酸化する酵素を、もう一対のカソード極には基質を還元する酵素を固定化します。両電極をそれぞれの基質を含む溶液に浸漬すると燃料電池が作製出来ます。将来の大規模プラントへの応用を視野に入れた取組を企業と共同で取り組んでいます。冨永 昌人准教授URLhttp://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/coast/大学院自然科学研究科カーボンニュートラル物質を用いた燃料製造、それを燃料としたエネルギー創出発生装置の開発、発生したエネルギー(熱)のナノ流体による高効率輸送研究及び高効率熱交換装置の開発を行なっている。鳥居 修一教授URLhttp://www.mech.kumamoto-u.ac.jp/Info/lab/heat/torii/toriiindex.htmhttp://www.gsst.kumamoto-u.ac.jp/kenkyu/pdf/sangyo/sentan/torii.pdfURLhttp://www.msre.kumamoto-u.ac.jp/̃mice/URLhttp://www.chem.kumamoto-u.ac.jp/index-J.html低炭素スタイル|環境配慮36Kumamoto University

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