えこあくと2012
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「エコ・エネ研究会」は 太陽電池自然環境エネルギー寄附講座と各プロ 熊本大学工学部では、低炭素化社会の実現のため、富士電機システムズ寄附講座および九州電力寄附講座を中心に、2009年11月から「南キャンパスにおけるスマートグリッド実証実験」を開始しました。この実証実験を推進するために、学科を超えて研究者を募り、エコ・エネ研究会を発足。①学内教員、学生および学外者への啓発のためのエコ・エネ講演会の開催、②自然エネルギーの効率的活用とスマートグリッド化の開発を行っています。講演会は2009年12月から始め、現在20回を数えています。自然エネルギーの取組については、具体的目標として、学生講義棟(2号館)の使用電力量を自然エネルギーだけで賄うことを目標に計画を進めています。2010年度は、工学部研究実験棟屋上に50kWのソーラーパネル、研究棟Ⅰの壁面へのソーラーパネル、1号館に追尾型ソーラーパネル、2号館屋上にフィルム型ソーラーパネル、北地区守衛室へのフィルム型ソーラーパネル、北地区食堂屋根に移動型ソーラーパネルの設置、および1号館屋上に風力発電機の設置を行い、年間を通じた発電効率の計測やパネルの種類による発電効率の検証等を行っています。取組1黒髪南地区食堂(FORICO)屋上に30kWのソーラーパネルの設置、また、バイオマス発電装置の設置やハイブリッド型蓄電池の設置を予定しており、2012年度からの本格的スマートグリッド化への検証実験の準備を行っているところです。2011年度の活動実施状況2「啓発のためのエコ・エネ講演会 ○広報を中心とした寄附講座の活動状況○太陽電池モジュールの発電効率と外界気象因子との関係に関する研究○熊本市中心市街地のエネルギー消費に関する研究 ~エネルギー消費量実態調査とアーケード内温熱環境調査~○熊本市中心街の低炭素化に関する研究○電力モニタリングシステムの開発と運用○キャンパス内スマートグリッドに向けて ~リチウムイオン電池充放電試験~○極地探索制御を用いた太陽光発電システムの出力最適化に関する実証研究○フィルム状太陽電池と多流体混合装置を用いた噴霧および水質浄化試験○熊大電チャリを用いた観光型レンタルサイクルの利用特性分布○バイオマス燃料電池○バイオガス・発電プロジェクト年次報告書での各プロジェクトの活動報告◎自然エネルギー◎自然エネルギーの効率的活用ソーラーシェルフ太陽電池と多流体混合装置によるマイクロバブルで水質浄化電チャリプロジェクト風力発電ソーラーアーチバイオマス発電ソーラードームソーラープレートバーチャルスマートグリットエコ・エネ講演会バイオマス燃料・燃焼システムソーラーウォール電力の見える化研究会の成果展示◎スマートグリッド化◎啓発活動◎見える化37Kumamoto University第 章03低炭素スタイル|環境配慮低炭素スタイル|環境配慮

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