えこあくと2012
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社会的取組構内禁煙標識喫煙場所標識啓発ポスター 本学では、労働安全衛生法の目的である「職場における労働者(教職員の安全と健康の確保)」と「快適な職場環境の形成」の促進に向けて、様々な取組を行いました。 2012年1月18日(水)にくすのき会館レセプションルーム(黒髪北地区)において、労働衛生コンサルタントである本庄内科病院長である本庄弘次氏を講師にお招きして、「熊本大学における衛生管理のあり方について」という演題で講演していただきました。 2011年5月24日(火)、25日(水)の2日間、薬学部宮本記念館レセプションルーム、発生医学研究所カンファレンス室及び工学部百周年記念館の3会場において、高圧ガスの安全な取扱いと技術向上を図るため、業者による高圧ガスボンベの取扱説明会を開催しました。 2011年10月12日(水)、13日(木)の2日間、全国労働衛生週間(10/1~7)の一環として、工学部百周年記念館、医学総合研究棟講習室の2会場において、心肺蘇生法及びAEDの取扱いについて、講習会を開催しました。また、附属中学校においても、4月7日(木)に附属中学校視聴覚室で同講習会を別途開催しました。 そのほか、事業場のトップによる職場巡視や安全衛生委員会での職場巡視、事故防止等のためのドラフトチャンバー、オートクレーブ、遠心機械等の自主検査の実施方法の説明会などを行いました。安全関係について作業環境測定救命措置講習会 本学では、有害な化学物質により、教職員及び学生が危険な環境に置かれていないかを定量的に把握するため、労働安全衛生法に定められた物質について、定期的に作業環境測定を実施しています。 その測定結果は、労働安全衛生法作業環境評価基準に基づき、その環境が良い方から第1管理区分、第2管理区分、第3管理区分に評価されます。2011年度は、有機溶剤、粉じん、特定化学物質について計484件の測定を行い、第1管理区分462件(95.5%)、第2管理区分19件(3.9%)、第3管理区分3件(0.6%)でした。第2管理区分及び第3管理区分となった場所については、研究室の指導教員、作業環境測定士、産業医等で対策を協議しながら改善を図りました。なお、放射性物質(RI)については、739件測定を行い、すべて基準値未満でした。 また、2011年4月に各研究室の化学物質管理責任者を対象に化学物質管理説明会を黒髪地区(理工学系)、大江地区(薬学系)、本荘地区(医学系)において計6回開催しました。その中で、作業環境測定に関する法令改正(酸化プロピレン、1・1-ジメチルヒドラジンの測定対象追加)や、過去に第2若しくは第3管理区分となった事例などについても周知を行いました。本学では、職員及び学生の健康の保持増進並びに快適な構内環境の形成の促進を図るために、「熊本大学における受動喫煙防止対策の基本方針(平成16年4月1日制定)」に基づき受動喫煙防止に取り組んでおります。安全衛生活動喫煙対策1労働安全衛生講演会の開催2高圧ガスボンベ取扱説明会の開催3救命措置講習会の開催63Kumamoto University

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