えこあくと2012
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今回が7回目となる本報告書は、環境省の「環境報告ガイドライン(2012年版)」に沿って編集しました。同ガイドラインは2007年に公表されましたが、今年の4月に国際動向等を踏まえた改訂が行われました。今回の環境報告書については、この新しいガイドラインに沿った内容となっていることが特徴の一つです。 本学が取り組むエコ・キャンパスの実現に向けた環境活動は、大きく4つ(環境マネジメント活動、低炭素スタイル、循環型スタイル、自然共生スタイル)に区分されます。 本報告書においては、これら4つの区分のそれぞれについて、活動の状況をまとめました。その際、見やすさに配慮して、デザインを一新し、見出しを大きく、図や表を多く取り入れました。加えて、本学の活動の位置付けが他大学と比較できるようコラムを設けました。 本学における環境活動は年々多様なものとなっています。その一環として、今回は工学部の「エコ・エネ研究会」の活動を紹介しています。2009年度から始まった同研究会の活動も4年度目となり、多くの成果が生まれています。 教育の面においても、教養教育、専門教育において実施されている環境に関する教育を、今回、各部局や先生方のご協力を得て、網羅的に収集することができました。 これらを報告書として編集するに際しては、第三者である学生の皆さんからのご意見をいただいています。まず、2012年度から始まった教養教育「くらしと環境入門D」において、学部2,3年生に編集途上の「えこあくと2012」を読んでいただき、ガイドラインに沿ったご意見をいただきました。次に、昨年に引き続き、教養教育ベーシックにおいて、学部新入生(1,699人)から、昨年の「えこあくと2011」に対するご意見をアンケートにより収集し、今回の構成・デザイン・編集に活かしました。 このように今回の「えこあくと2012」の作成に際しては、編集担当者はもとより、教職員や学生の皆さんから多くのご協力をいただきました。 本学においては、これらのご協力などによる活動の広がりを通じて、構成員の間に、「『エコ・キャンパス』の実現と持続的な環境改善を推進する」という環境理念の浸透が図られています。 今後とも、地域に所在する国立大学として、環境活動に関しても社会的責任を果たしていくことが必要です。関係する皆様のご協力をお願い申し上げます。2012年9月黒髪北サイト (黒髪北地区、黒髪東地区、城東地区)黒髪南サイト (黒髪南地区、天草地区、益城地区)本荘サイト (附属病院を除く本荘北地区、本荘中地区)附属病院サイト (本荘サイトを除く本荘北地区)九品寺サイト (本荘南地区)大江サイト (大江地区)京町サイト (京町地区)大江総合運動場サイト(渡鹿地区)2011年4月~2012年3月環境的側面、労働安全衛生等を含む社会的側面環境報告ガイドライン(2012年版)環境報告書の記載事項等の手引き環境報告書の信頼性を高めるための自己評価の手引き(第2版)環境会計ガイドライン2005年版■ 作成部署発行 施設・環境委員会編集 環境安全センター 【連絡先】運営基盤管理部(総務担当)人事・労務ユニット 〒860-8555 熊本市中央区黒髪2丁目39-1 Tel. 096-342-3234 Fax. 096-342-3237 E-mail soky-anzen@jimu.kumamoto-u.ac.jp■ ホームページのURL熊本大学 http://www.kumamoto-u.ac.jp/熊本大学環境安全センター http://www.esc.kumamoto-u.ac.jp/環境報告書編集後記このたび、熊本大学の環境報告書(愛称:えこあくと)の「えこあくと2012」を発行しました。熊本大学 施設・環境委員会委員長理事(財務・施設担当)倉 田 裕対象範囲報告対象期間報告対象分野準拠したガイドラインURLURL編集後記68Kumamoto University

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