えこあくと2013
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熊本大学エコ・エネ研究会 2012年度公開講座「エコ・エネ研究会」第26回第27回第28回295296137第29回第30回第31回13925102111は 太陽電池自然環境エネルギー寄附講座と各プロ 熊本大学工学部では、低炭素化社会の実現のために、富士電機システムズの寄付による太陽電池自然環境エネルギー寄附講座を中心に2009年11月から「南キャンパスにおけるスマートグリッド実証実験」を開始しました。この実証実験を推進するために、学科を超えて研究者を募り、寄附講座内にエコ・エネ研究会を発足させ、①学内教員、学生および学外者への啓発のためのエコ・エネ講演会の開催、②自然エネルギーの効率的活用とスマートグリッド化の開発を行っています。講演会は2009年12月から始め、現在34回を数えています。自然エネルギーの取り組みについては、具体的目標として、学生講義棟(2号館)の使用電力を自然エネルギーだけで賄えることを目標に計画を進めています。現在までに、工学部学生実験等屋上に50kWおよび南地区食堂(FORICO)屋上に30kWのソーラーパネル、研究棟I南側壁面へのソーラーパネル、1号館に追尾型ソーラーパネル、2号館屋上および北地区守衛室屋根にフィルム型ソーラーパネル、北地区食堂屋根に移動型ソーラーパネルの設置、また、キャンパス内に風力発電機、バイオマス発電装置、ハイブリッド型蓄電池を設置し、年間を通じた発電効率の計測やパネルの種類による発電効率の検証等を行っています。取組12012年度には電気自動車2台を購入して、Vehicle to home (V2H)による昼間の省エネ実験などを行い、本格的なバーチャルスマートグリッド化への検証実験を進めています。2012年度の活動実施状況2「啓発のためのエコ・エネ講演会 ◎キャンパス実証プロジェクトの展開● 講演1「北九州スマートコミュニティ創造事業について」 講師:北九州市環境局環境未来都市推進室 スマートコミュニティ担当課長 柴田 泰平氏● 講演2「バイオガスを用いたガスエンジンによるコジェネ」 講師:熊本大学 大学院自然科学研究科 教授 鳥居修一氏●日時:2012年5月29日 ●場所:1号館共用会議室B● 講演「環境ビジネス成功事例 太陽光発電付集合住宅からメガソーラー発電所建設まで」 講師:芝浦グループホールディングス株式会社 代表取締役会長兼CEO 新地 哲己氏●日時:2012年6月29日 ●場所:1号館共用会議室B● 講演「富士電機のエネルギービジネスへの挑戦」 講師:富士電機株式会社 技術開発本部 先端技術研究所所長 吉田 隆氏●日時:2012年7月13日 ●場所:1号館共用会議室A● 講演「風レンズ技術を用いた風力・水力の利用と洋上浮体エネルギーファーム」 講師:九州大学 応用力学研究所 新エネルギー力学部門 風工学分野 教授 大屋 裕二氏●日時:2012年9月13日 ●場所:研究棟Ⅰ 203講義室● 講演1「高反射率塗料の原理と選定法」 講師:三木コーティング・デザイン事務所 所長 三木 勝夫氏● 講演2「高反射率塗料の現場での性能評価法と塗装事例」 講師:崇城大学 工学部 建築学科 助教 村田 泰孝氏●日時:2012年10月25日 ●場所:1号館共用会議室B● 講演「九州電力の地熱開発の現状と課題及び今後の展開に ついて」 講師:九州電力株式会社 発電本部 地熱グループ長 緒方 康弘氏●日時:2012年11月21日 ●場所:2号館222講義室37Kumamoto University第 章03低炭素スタイル|環境配慮低炭素スタイル|環境配慮

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