えこあくと2013
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研 究研究KEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワード自然科学研究科 戸田 敬 教授「リモナイトによるバイオガスの脱硫と排水処理」熊本の阿蘇地方ではリモナイトと呼ばれる鉱物を多く算出しています。これは硫化水素を化学的に吸着する特性を持っているので脱硫剤として用いられています。また,当研究室では脱硫に用いたリモナイトの廃材で不均一系フェントン反応が起こることを見出しました。これは化学物質に対し極めて高い分解能力を持ち,これまで非常に分解の困難であった有機化学物質の除去分解に用いられると期待して研究を行っています。▲http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/̃todakei/自然科学研究科 椋木俊文 准教授「埋立廃棄物処分場を対象とした遮水構造システムの評価に関する研究」ごみ埋立地の下には、埋立地から出る汚水による地下水汚染を防止するために遮水バリアが作られています。このバリアの性能に関する研究をしています。「X線CTを用いた地盤中の油汚染とその浄化メカニズムの解明に関する研究」自然災害などによってガソリンなどの油貯留タンクから大量の油が漏れた場合の事を想定して、ガソリン系の油がどのように地盤を汚染し、浄化されていくのかをX線CTと呼ばれる装置を使って可視化しています。さらに、得られた画像データを画像解析したり、コンピューターシミュレーションとの比較によって、油汚染とその浄化メカニズムの解明に迫っています。▲http://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/geoenv/環境浄化環境浄化自然科学研究科 川越保徳 教授「嫌気性アンモニウム酸化細菌の窒素除去技術への応用に関する研究」 嫌気性アンモニウム酸化(Anammox)細菌は、ごく最近発見された特殊な能力を持つ細菌です。私たちの研究室では、淡水性Anammox細菌や海水性Anammox細菌など、様々なAnammox細菌の適用による優れた窒素除去技術の確立に関する研究を行っています。▲http://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/suishitu/排水処理排水処理沿岸域環境科学教育研究センター 滝川 清 教授「環境と防災の調和した閉鎖性海域環境の創成」 環境と防災の調和した閉鎖性海域環境つくりを目指して、中国、韓国、ベトナム、インドネシアなど東南アジアの諸国の研究機関と研究交流を行い、研究拠点づくりを行っています。▲http://accafe.jp/kumamoto_u_ yatsushiro/index.php?FrontPage自然科学研究科 戸田 敬 教授「植物プランクトンが生成する化学物質の地球環境への影響」 植物プランクトンは細胞を守るためにいくつかの化学物質を生成しています。その中には分解して大気へ放出し、海洋で雲を作ったり雨を降らしたりと地球の気象に大きく関わっているものがあります。私たちは、これまで海水プランクトンしか作らないと言われてきたある物質が、淡水でも生成する条件があることを見出し、ロシアのバイカル湖での調査を行っています。▲http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/̃todakei/自然環境自然環境「化学物質をトレーサーとした熊本地域の地下水流動機構の解明」熊本地域の地下水中に含まれる人工の化学物質を測定し、地下水の流れる方向や涵養年代を明らかにする試みを行っています。▲http://accafe.jp/nakata_lab/自然科学研究科 川越保徳 教授「硝酸性窒素をはじめとする地下水汚染とその対策に関する研究」 熊本市や熊本県では、飲料水のほとんどを地下水でまかなっています。地下水は、一般に良好な水質を有し、世界的な水資源としてその重要性が増しています。しかしその一方で、硝酸性窒素をはじめとする地下水汚染が懸念されています。私たちの研究室では、地下水の汚染実態を明らかにするとともにその対策に関する研究を進めています。▲http://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/suishitu/地下水地下水自然科学研究科 中田晴彦 准教授自然科学研究科 位寄 和久 教授「持続可能な都市計画」 熊本市の都市計画マスタープランを対象として、低炭素型コンパクトシティの実現に向けた都市構造と、交通ネットワーク、居住形態と各種サービスの提供方式に関する検討を行っています。▲http://morolab.arch.kumamoto-u.ac.jp コンパクトシティ、アクセスビリティコンパクトシティ、アクセスビリティ61Kumamoto University第 章05自然共生スタイル|環境配慮

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