えこあくと2013
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KEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワードKEY WORD キーワード自然科学研究科 中田晴彦 准教授「難分解性化学物質による沿岸生態系の汚染と生物濃縮の態様の解明」有明海から海水・底質・生物を採取して、そこに含まれている難分解かつ人体に有害な化学物質を測定しています。これらの物質による汚染現状や生物濃縮の態様を明らかにし、化学物質の製造・使用の在り方を議論する際の基礎情報を提供します。「東日本大震災による沿岸の化学汚染の現状と経年変化の把握」東日本大震災の被災地では大量の重油が海域に漏れ出し、重度の化学汚染が認められます。汚染の原因物質の種類と濃度を把握する一方、同地点で毎年同じ環境試料を採取・分析して、汚染の経年変化を調べています。▲http://accafe.jp/nakata_lab/環境分析環境分析自然科学研究科 長谷川麻子 准教授「内装材料の化学物質濃度低減性能に関する簡易試験方法の開発」 建築材料などを対象に、室内空気を汚染している化学物質に対してその濃度を低減させることができるか、できるとすればどのくらいか、できるだけ安く簡単に分かる試験方法を研究開発しています。環境配慮設計環境配慮設計沿岸域環境科学教育研究センター 逸見泰久 センター長・教授「海洋生物の生活史の把握」 スナガニ類、ナメクジウオ、塩生植物など、干潟や浅海域、塩性湿地に生息・生育する生物の生活史(特に繁殖生態)を研究しています。「二枚貝の資源管理と持続的利用」 ハマグリ・タイラギなど、干潟や浅海域に生息する二枚貝の生活史把握、資源管理、持続的利用に関する研究を行っています。▲http://www.geocities.jp/henmiy21/生態系生態系自然科学研究科 重石光弘 准教授「再生骨材による水圏環境の改善」 水中人工雷によりコンクリートを破砕し、砂や砂利を分離回収する。これにより泥化した干潟や河床を覆った人工砂地を造り、生態環境の回復や創出をおこなう。環境回復環境回復自然科学研究科 戸田 敬 教授「大気化学反応における二次生成物の研究」 大気汚染とは、大気中に存在するさまざまな化学物質によって引き起こされる。これらはかならずしも人為的に放出されたものではなく、大気中の反応により新しく生成しているものが数多くあります。このような現象を明らかにする研究を行っています。「森林大気の研究」 森林では様々な有機化学物質が木々から放出されています。それらは太陽の光やオキシダントと反応しています。生成物質の中にはアルデヒド類など健康を害するものもあります。また有害なオキシダントを増幅することもあります。私たちは森林大気の化学反応について実際の測定を通して探っています。▲http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/̃todakei/大気汚染大気汚染自然科学研究科 川越保徳 教授「微生物燃料電池や微生物水電解セルによるエネルギー回収型の水処理技術に関する研究」 微生物燃料電池(MFC)や微生物水電解セル(MEC)は、水中の汚濁物質を分解・利用しながら電気エネルギーや水素ガスを発生することのできる特殊な微生物を利用する技術です。MFCやMECは、水をきれいにするとともに、エネルギーを回収可能な、資源循環型の水処理方法を研究する上で、きわめて興味深い技術です。▲http://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/suishitu/燃料電池燃料電池自然共生スタイル|環境配慮62Kumamoto University

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