えこあくと2014
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取組項目と2013年度の活動達成状況環境の分野に興味を持つ2年生を対象として、問題を探し、解決策を考え、会話できる人材育成のための教養教育を開講する。全学的な環境教育の充実取組項目〈環境安全センター〉達成!達成!達成!大幅未達成未達成達 成一部達成分類別の活動設定と達成度について 2012年度に引き続き、環境監査を担当させていただきましたが、ほとんどの取り組みが、設定された達成目標をクリアーしていると判断されました。 2011年の東日本大震災後に喫緊の課題として浮上した省エネルギーについては、学生諸君や教職員一丸となって対策を行っています。しかし震災の記憶は福島から離れれば離れるほど薄れているのが実情であるようです。省エネに関しては、今後とも出来ることから1つ1つを積み重ね、安全・快適なエコ・キャンパスを提供していきたいものです。今回の環境監査WGでは、各キャンパスでの改修工事を行う際にも、省エネルギーに配慮した工事が実施されているという報告がありました。また本学の目玉プロジェクトになりつつある電チャリの活用では、その利用により二酸化炭素の発生削減にどの程度貢献できるかの試算も報告されました。 廃棄物・リサイクル対策では、ごみ出しルールの徹底に加え、ごみ(bads)を適切に事前選別することにより、リサイクル財(goods)としての生産に取り組み始めていることに注目したいです。いわゆる「混ぜればごみ。分ければ資源」という考え方を徹底させていこうというものだと考えます。 一方、化学物質管理の実態そのものは今回の環境監査では取り上げられませんでした。しかし、化学物質を取り扱うための基礎的なトレーニングプログラムが環境安全センターで検討されているそうです。2014年度からは環境マネジメントが新しい形で行われると聞きました。環境保全や安全対策は「当たり前のことを当たり前に行う。」ことが基本です。しかし、この「当たり前のこと」を「当たり前に行う。」ことは、実はとても難しく、また尊いことなのです。 なお、2013年度の環境監査は、環境安全センターに設置された環境監査WGにおいて、11月6日(中間)と2月24日(評価)の2回行われました。環境監査WGの委員は、外川健一(法学部、座長)、森村 茂先生(大学院自然科学研究科 工学系)、松永拓己先生(教育学部)、黒崎博雅先生(大学院生命科学研究部 薬学系)の4名で、当日の会議には環境安全センターの山口佳宏先生も陪席し、施設管理ユニット安全衛生管理チームの嶋津氏、満田氏、片山氏、金子氏が事務を担当しました。2013年度の環境監査を実施して2014年2月25日環境監査WG座長外川 健一(法学部)2011~2013年度取組項目担当部署2013年度活動内容環境監査(評価)の結果環境マネジメント活動環境配慮活動を実際に行っているNPO法人などの活動を知ることができる講義を計画する。全学的な環境教育の充実循環型スタイル● 活動の達成度について各活動が達成できているかの目標達成度について、4つの評価基準を設けました。取組項目取組項目取組項目環境監査の結果を公開する。環境監査の実施〈環境安全センター〉〈環境安全センター〉本学の教職員・学生に周知させるために、進行中の環境配慮活動のダイジェスト版のポスター等を作成する。環境コミュニケーションの充実〈WG連絡会議(環境安全センター)〉達成!達成!リサイクル原料の分別状況が確認できる体制を整備する。ごみ分別の徹底取組項目〈環境活動推進WG〉一部達成一部達成15Kumamoto University環境マネジメント活動第 章02

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