えこあくと2014
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廃棄物移動下水道への移動排出量(大気)クロロホルム(黒髪南地区)ノルマルーヘキサン(黒髪南地区)塩化メチレン(大江地区)キシレン(本荘北地区)02004006008001,0001,2001,4001,6001,800〈kg〉有害な化学物質の量の把握に努めています本学では、放射性同位元素(RI)やエックス線装置を利用した教育研究および診療が行われています。RIやエックス線は、自然科学や生命科学の分野および医療で広く利用されていますが、放射線は人体に影響を及ぼす危険性を持っているため、法律などによる適正な管理の下で、安全な利用が求められています。本学では、全学の放射線安全管理を行うために放射線障害防止委員会が法律等を遵守するための学内規則を策定しています。この規則に基づいて、RIやエックス線の利用のための安全教育をはじめ、RI取扱施設がRIの使用や保管および廃棄を適正に行うとともに、定期的な放射線モニタリングを実施することで、学内のみならず公共の安全を確保しています。放射性同位元素やエックス線装置の管理・教育を行っていますRI/X線大気汚染防止法及び熊本県生活環境の保全等に関する条例に基づき、ばい煙発生施設(ボイラー5基、発電機1基)のばい煙測定を行っています。また、下水道法(熊本市以外は水質汚濁防止法)及び熊本県地下水保全条例に基づき、排水の水質測定を行っています。さらに、自主管理として実験排水貯留槽内の排水のpH測定を行っています。測定の結果、法令基準を超過していたものは、関係部局等に、原因調査と管理徹底を依頼し、改善しています。また、学内基準(法令基準値の2/3。ただし、pHは5.5~8.5。)を設定し、これを超過したものは関係部局等に注意喚起をしております。2013年度の測定結果は右の通りです。法令に基づく環境測定を行っています環境分析ばい煙測定 : 基準内33件。学内基準超過0件。法令基準超過0件。排水水質測定 : 基準内2041件。学内基準超過24件。法令基準超過12件(全て改善済み)。貯留槽pH測定 : 基準内379件。学内基準超過29件。法令基準超過0件。■ 結 果PRTR特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律(化管法、PRTR法)によって、該当する化学物質を1トン以上使用している事業場は、排出量などを届け出る必要があります。クロロホルム、ノルマルヘキサン、塩化メチレン、キシレンの取り扱いが1トンを超えている地区があります※排出量及び移動量割合は平成24年度PRTRデータの概要 (平成26年3月経済産業省、環境省)を参照した※公共用水域・土壌への排出、埋立による排出はいずれも0.0kg■ 2013年度 PRTR届出量 〈黒髪南・大江・本荘北地区〉1,4001802.12.20.81.5200230211,5001,3001,200自然共生スタイル|環境負荷62Kumamoto University

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