えこあくと2015
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低炭素スタイル040Kumamoto Universityどのような研究内容か教えて下さいエコ・エネ研究会は、エネルギーにはいろいろな切り口があるという観点からできた研究会です。エネルギーという対象に対して、いろいろな分野の先生が集まった、分野を越えた横断的な研究会です。現在は、工学部の先生たちで構成された任意団体ですが、工学部限定とはしていませんので、理学部や文系の先生方の参加も歓迎します。つまり、組織的にクローズにはしていませんので、志さえあれば誰でもウェルカムです。富士電機様からの共同研究費と本学経費を元に、ほぼ毎月1回、メンバーが集まる研究会と学内外の方の講演会を開催しています。このように、様々な分野の先生たちが集まって、他の分野の研究を学ぶことで、視点を増やして自分の分野に活かしてもらいたいという考えがあります。異分野間のディスカッションです。研究会で行われている研究を教えて下さいエコ・エネ研究会は、あくまでも異分野の先生たちによる任意団体です。研究会としてのまとまった研究プロジェクトは持っていません。しかし、異分野の先生たちが集まることで、熊本大学をテストフィールドとして、省エネや創エネの活動を行っています。例えば、フィルム型太陽光電池の新しい設置方法などは、建築の先生が設計されました。学内の電力データは、建築や情報電気電子などの教員が収集・解析しています。エコ・エネ研究会では黒髪南キャンパスの電力データを公開していますので、是非、見て下さい。また電動アシスト自転車の共同利用システムも提供しています。これは太陽光で充電された充電パックを使って、予約管理システムを使って電動アシスト自転車をみんなで利用するというものです。他にも燃料電池や汚泥発電などを研究している先生が集まっています。しかし、目指すところはエネルギーの利用効率をどうやって上げるかというところにつながります。- 熊本大学の「環境配慮」に繋がる研究活動とは? その研究の最前線に立つ熊大の研究者に、学生がその思いについて聞きました -Interview“ 違う分野の  プロフェッショナルが  集結してエネルギーに   ついて研究する ”QQ左/木下 聖 さん  (工学部物質生命化学科4年)右/竹下美海 さん  (工学部物質生命化学科4年)ソーラーシェルフソーラーアーチソーラードーム

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