えこあくと2015
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循環型スタイル048Kumamoto University高校生や大学生に伝えたいメッセージはありますか?大学3年生までは、過去のことを勉強するだけです。大学4年生からは新しいことに取り組みます。私の研究室に来る学生には、大学3年生までの成績が優秀でも、大学4年生からは優等生ではないよと言います。アイデアを出せる、人を引っ張れる(リーダー性)など、社会で活躍ができるように学生を育てたいと思います。私は新しいことを何歳までできるかチャレンジしたいと思っています。歳をとっても夢を持つことが大事だと思います。周りに流されるのは楽しくありません。自分でやりたいことを見つけて、是非、やってください。やらされていては、全然、面白くありません。パルスパワーは、極限的な場を介して物質科学や生命科学に変革をもたらします。パルスパワー科学研究所は、パルスパワー科学技術を通して、イノベーション創出とグローバル人材育成に取り組みます。使命として、パルスパワー科学の基礎研究と新しい学理構築、及びそれを基盤とした異分野融合による国際的課題解決を推進すると共に、世界で活躍する若手研究者・技術者を育成することを使命とします。パルスパワー科学研究所上/氷川ダムにおけるアオコ処理ダムの水を6mx6m仕切り、その中にアオコ処理装置(MIZUMORI:水を守るという意味)を設置すると、数十秒できれいになった。アオコ処理装置は太陽電池で動作する。コンパクトディスク(CD)からの金属剥離プラスチック上に蒸着された銀の反射膜の剥離の様子。プラスチックと銀の膜を分離することにより、両方のリサイクルに役立てる。上/インディゴ(ジーンズ染料)のパルスパワーによる脱色パルスパワーをインディゴ染料の入った液体の表面に印加して、放電プラズマを生成することにより、インディゴ染料の色であるブルーから透明な液体に変化する様子。部局の活動Environmental initiatives of faculty04Interview- 熊本大学の「環境配慮」に繋がる研究活動とは? その研究の最前線に立つ熊大の研究者に、学生がその思いについて聞きました -左/劉 天航 さん(工学部物質生命化学科4年)右/山本亮介 さん(工学部物質生命化学科4年)Q

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