えこあくと2015
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ecoact 2015 KUMADAI.No.DATE学生の取り組み054Kumamoto University2014年度のエコデン車両のフレーム昨年度の車両の弱点である重量を、強度を保ちつつ抑えた(30kg→19kg)車両です。台風の影響で大会には出場できませんでしたが、校内試走の結果で明らかに性能が上がっていることが確認されました。2014年度のエコデン車両昨年度の車両よりも空気抵抗を低減させるために流線型のカウルを採用しました。しかし、横幅が大きく、まだ改善の余地が残されています。鈴鹿レースの「CEDEC6」のスタート前グリッドの様子全員で作り上げた1年間の集大成がついに鈴鹿を走る瞬間で一同緊張に包まれました。「CEDEC6」のフレームのCAD重心を考慮したバッテリー位置、4時間もの長丁場を走りきるドライバーの負担の軽減を目指したフレーム形状を話し合い、このフレームに決定されました。大会終了後のソーラーカープロジェクトの学部生、院生の集合写真 ソーラーカープロジェクトは2013年度に発足した、工学部公認サークルです。車の排気ガスなどによる環境汚染が問題になっている今、効率の良い電気自動車を製作するという現代のニーズに沿ったプロジェクトです。 毎年8月に鈴鹿サーキットで行われるソーラーカーレースで勝てるような車両を設計製作することで,ものづくりの楽しさや将来エンジニアになる学生として必要な知識を得ることが目的です。 昨年のレースでは前年の振り返りを十分に行い、軽量化、空気抵抗の低減など様々な改良および新たな試みを行い、レースマネジメントにも力を入れた結果、過去最高周回数、過去最高順位を達成できました。 今後、このプロジェクトに携わっていた方々が、私たちのチームの結果を毎年楽しみにしていただけるような、また、ソーラーカープロジェクトに携わりたいと思う学生が熊本大学工学部に入学してくれるような車両づくり、チーム作りを目指していきたいと思います。2014年度  熊大ソーラーカープロジェクト活動報告03機械システム工学科4年 吉川幸弥ソーラーカーレース鈴鹿2014 記録32周回数/4hrsENJOYⅠ/Ⅱクラス  総合16位ENJOYⅡクラス     8 位無事に完走し過去最高記録を出した後で達成感に包まれました低炭素スタイル

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