えこあくと2016
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Kumamoto University029「復興プロジェクト」7月~8月の毎週末に学校バスを出し学生を派遣菊池市へのボランティア(田植え班) 浸食竹林も含め多くの竹林は道路から離れた急傾斜地に長い間放置状態且つ密集状態であるため、有効なバイオマス燃料でありながら環境問題が各地域で発生している。そこで、竹林を有効活用するために、研究室で蓄積した燃焼学的知見と地域が有するノウハウを集結されて、竹炭を燃料として使用できるペレットボイラーを検討した。 研究室の学生と一緒に水俣市内に出向いて、竹炭を用いた燃焼実験を重ねながら燃焼ガス分析を行った。安価な装置を用いて容易に竹炭を燃料として使用できるようにするため、既存の木質ペレットボイラーを一部改良することで、竹炭焼焼ボイラー開発を目指した。竹林を有効活用しながら山林の環境を維持し、CO2発生を抑えながらエネルギー創出を目指した活動を行っている。キーワード : バイオマス分 類 : 低炭素スタイル大学院自然科学研究科(工学系)教授 鳥居修一水俣市内での実験の風景水俣市内での実験の風景熊本大学COC地(知)の拠点整備事業より、2015年度に行った地域志向研究型プロジェクトをご紹介。活動コラムFile.02不要材となっている竹材を地域の熱エネルギーとして役立てるプロジェクト2015年度COC事業地域志向研究型4月14日・16日に発生した「平成28年熊本地震」後の学生たちの様々な活動や取り組みをご紹介します。学生ボランティア平成28年熊本地震

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