えこあくと2017
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Kumamoto University019閉鎖性海域における豊かな  自然環境・社会環境創生のための   先端科学研究・教育の拠点形成自然共生社会に向けてResearch研 究02拠点形成研究 B瀧尾 進 先生Interviewee研究の概要 河川・沿岸環境の健全なマネジメントを目的に、自然環境・社会環境を構成する諸要素及び人間生活との相互関係を、自然・産業・歴史・文化・風土・景観等をふまえて解明します。養殖ノリ(スサビノリ)の培養葉状体の生長には、通気による培養液の撹拌が必要だが、糸状体は通気は不要である。ノリの色落ち窒素源を含まない培地に葉状体を移すと数日で退色が始まる。葉状体付着細菌の分離と葉状体生長促進作用右/エタノールを含む室内空気下で葉状体を培養すると培地が白濁した。原因菌はエタノール資化性の葉状体付着細菌(ネプチュノモナス属)だった。下/類縁種は藻場海草アマモの葉からも分離され、どちらもスサビノリ葉状体の生長を促進した。葉状体糸状体  細菌無添加+ スサビノリ付着菌+ アマモ付着菌窒素欠乏くまもと水循環・減災研究教育センター(沿岸環境部門)教授

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