えこあくと2017
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低炭素社会に向けてResearch研 究03Kumamoto University041赤井 一郎 先生Intervieweeパルスパワー科学研究所 教授パルスパワー科学研究所左/データ駆動科学研究に用いる計算サーバデータ駆動科学でビックデータを扱う場合に、この計算サーバを用いて並列計算を行って計算の高速化を図ります。右上/スパースモデリングの例SpDMD(Sparsity-promoting Dynamic Mode Decomposition)による、データに含まれるスパースな減衰振動波形の主要成分の自動抽出。フーリエ・Wavelet変換を凌駕する新規解析法。右下/ベイズ推定では、ベイズの定理を用い、計測によって確定したデータから因果律をさかのぼって、モデルとその説明変数を推定する。下/佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターの実験ホールの概観奥に加速された電子の蓄積リングがあり、そこから放射されるシンクロトロン光を光源として、様々な環境物質や、持続可能な社会形成に必要な材料などの研究を行っている。上/Nd:YAGパルスレーザーと、光パラメトリック発振レーザー物質の光応答を調べる際の励起光として用います。紫外線、可視光、近赤外光の任意の波長で高強度の光パルスが得られ、様々な物質の光物性研究と、強励起効果の研究に用いています。

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