えこあくと2017
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循環型スタイル056Kumamoto University私たち「ソーラーカープロジェクト」は、2013年度に発足した工学部公認サークルです。ソーラーカーをはじめとする電気自動車を自分たちで製作して、レースに参戦しています。今年から新たにEne-1GPというタイムトライアル競技に参戦予定です。これは単3電池40本を使った超小型の車両で鈴鹿サーキット3周を走行し、そのタイムを競うもので、上位チームともなると最高時速は100km/hに達する非常にハイレベルなレースです。電気自動車は近年、環境への負荷の低さが見直されて一般に知られるようになったものの、まだ十分には普及していません。その一番の理由は1度の充電で走れる距離の短さと、その充電の煩わしさにあるだろうと思います。Ene-1GPでは市販されている充電式の単3電池を使うため、その限られたエネルギーをどのようにして効率よく利用できるかがレースの勝敗を左右します。私たちは未来のモビリティ開発への糸口をEne-1GPに見出し、思い切って新たな挑戦へと踏み出しました。機械システム工学科  齋藤 慎之助2016年度ソーラーカーレース鈴鹿結果ENJOYⅠ/Ⅱクラス 総合17位ENJOYⅡクラス     9 位2016年度  熊大ソーラーカープロジェクト活動報告04低炭素スタイル生協組織部(通称まるそ)は生協の学生団体です。生協組合員の日々の生活がより良くなるよう、様々なイベントを企画・運営を行っています。生協組織部03新しく挑戦するEne-1GPレースは単3電池で鈴鹿サーキットを走るため、設計した超小型電気自動車は航空機用新素材のCFRPを使ったボディーで製作中です。環境活動の一環として、リ・リパックの回収を行っています。リ・リパックとは、外側のフィルムを剥がして中のパックを再生利用するものです。ゴミ箱の付近に回収ボックスを設けています。設置前よりもリ・リパック回収率が上がり、設置の効果はあったと考えられます。また、ポスターも制作し、リ・リパックの認知度の向上にも務めています。こんにちは。熊本大学生協組織部です。組織部は現在、1年生34名、2年生33名の計67名で活動しています。(2017年度)組織部は、生協組合員の日々の生活がより良くなるよう活動している学生団体です。学生が主体となって、様々なイベントの企画、運営を行っています。毎週月曜日には部会を開催し、部員全員で組織部の活動について話し合っています。主な活動内容として、4月に新入生歓迎企画を行ったり、普段はショップと協力してイベントを開催したりしています。最近では、オープンキャンパスのスタッフとして活動しました。個性豊かな67人が日々楽しく、やる時はやる、というメリハリをモットーに活動してます。電気自動車のレースではバッテリー残量の変化をもとに可能な走行距離を予測しながら走り方をコントロールするレースマネジメントが重要です。開発中の乾電池車両の九州大会であるエコデンレース苅田では、初出場ながら努力賞を受賞しました。自分たちで作った車両が評価されるのは非常に嬉しいです。

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