えこあくと2017
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Editor's note■ ホームページのURL 熊本大学 http://www.kumamoto-u.ac.jp/ 熊本大学環境安全センター http://www.esc.kumamoto-u.ac.jp/088Kumamoto University■ 黒髪北地区■ 黒髪東地区■ 黒髪南地区■ 本荘北地区■ 本荘中地区■ 本荘南地区■ 大江地区■ 京町地区■ 城東町地区■ 天草地区■ 渡鹿地区■ 益城町地区■ 作成部署 発 行 施設・環境委員会 編 集 環境安全センター デザイン 有限会社 ソフトシンク【連絡先】 環境安全センター 環境支援室 (運営基盤管理部 施設管理課) 〒860-8555 熊本市中央区黒髪2丁目40-1 Tel. 096-342-3236 Fax. 096-342-3237 E-mail eco@jimu.kumamoto-u.ac.jpURLURL環境報告書編集後記このたび、熊本大学の環境報告書(愛称:えこあくと)の「えこあくと2017」を発行しました。 本学ではエコ・キャンパスの実現と持続的な環境改善を推進することを環境理念に掲げ、低炭素・循環型・自然共生をキーワードに環境マネジメントを展開し、さまざまな環境保全活動に取り組んでいます。また、昨年まではそれらの活動について学内監査員による監査を行ってきましたが、2016年度より、外部の有識者(NPO法人、熊本市、大学)の方々にご協力いただき、外部監査に切り替えました。このことにより、外から捉えた熊本大学の環境保全活動の進度を測ることができました。具体的には、エネルギー投入量(原単位)が6年連続で削減したことなどが高い評価をいただきましたが、CO2削減、リユース推進、樹木の剪定・除草くずの再資源化などを中期的に取り組むこと、学生や学外との連携強化・促進などのコメントをいただきました。ご指摘いただいた点をチャンスと捉え、環境保全活動をさらに推進して参ります。 一方で、2016年4月に発生した熊本地震により、本学でも甚大な物的被害を受けましたが、人的被害はほとんどが軽傷で幸いでした。地震の影響からか、可燃物ごみは増加しましたが、リサイクル原料の収集量は約8.3%増加し、環境マインドの浸透がうかがえました。 また、環境報告書「えこあくと」は今年で12回目の発行になります。上述しました環境保全活動の内容は、本報告書においてご確認いただけますが、皆様に、よりご理解いただくため、本報告書作成にあたり「見やすさ」、「読みやすさ」に配慮し、写真や図柄を多く取り入れるなど工夫を行いました。さらに、教育・研究の取組状況に関する記載については、昨年は、研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化等を支える業務に従事する職員「研究コーディネーター(URA)」が研究者へのインタビューを行いましたが、今年は、熊本県下3校の高校生が研究者へのインタビューを行うことにより、分かりやすさをさらに追求し、皆様により関心を持っていただけるよう工夫しました。 熊本は豊かな緑と湧水に恵まれた阿蘇があり、他方で青く豊かな天草・水俣の海がございます。その水俣で2013年に「水銀に関する水俣条約」が採択され、我が国も2016年2月に条約を締結しています。2017年8月の条約発効に向け、法整備が進められ、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が制定されました。熊本にある本学には、同法遵守はもとより、環境汚染の防止の中核的存在となる使命があると感じています。これからも環境保全を推進させ、環境マインドの熟成に取り組んで参りますので、是非、その活動報告である本報告書につきましても、読者の皆様のご意見等をお寄せいただければと存じます。 終わりに、本報告書の発行にあたり、ご支援・ご協力いただきました学外の皆様方に深くお礼を申し上げますとともに、ご協力いただいた学内の関係各位に対して感謝申し上げます。熊本大学 施設・環境委員会委員長理事(財務・施設担当)西 川 泉報告対象期間2016年4月~2017年3月参考にしたガイドラインGlobal Reporting Initiative G4環境報告書の記載事項等の手引き環境報告書の信頼性を高めるための自己評価の手引き(第2版)環境会計ガイドライン2005年版対象範囲2017年9月報告対象分野環境的側面、労働安全衛生等を含む社会的側面準拠したガイドライン環境報告ガイドライン(2012年版)

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