えこあくと2018
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14Kumamoto University01環境マネジメント活動02自然共生スタイル03低炭素スタイル04循環型スタイル20182017年度の環境監査2017年度の熊本大学環境監査は、2016年度から引き続き、学外組織に所属する環境に関する専門家を監査員として実施しました。中間監査については2018年2月に、実地監査から書面による監査へ変更して実施しました。次年度(2018年度)の本学環境マネジメントに向けた意見聴取の機会として位置づけ、2017年4月~12月の活動状況について報告を行い、それに対し監査員から改善を要する事項等を含めたコメントをいただきました。最終監査については、2018年7月27日に実施し、監査員から2017年度の活動に対する評価を受けました。中間監査時に指摘のあった改善を要する事項等については、2018年度の活動へ可能な限り反映していることについて併せて報告がなされ、2016年度から始まった外部監査がPDCAサイクルの中で良い方向へ機能し始めているとコメントがありました。環境監査 最終審査の様子環境監査 最終審査の様子キャンパスも震災からの復旧が進み、今後本格的に機能が再開されると思いますが、これを機会にエネルギーも含め環境の管理システムを一から考え直してもよいのではないかと思います。様々なマニュアルを精密に作成しておられますが、学生も教職員も、自ら考える余地を持たせること、自ら行動することが重要であると思います。熊本県立大学 准教授 田中 昭雄環境マネジメントについては、取り組みにくい面もありますが、絶えず継続してブラッシュアップしていく姿勢が大切だと思います。今後もそれを意識しながら、改善できる点は小さなことでも解決していく姿勢を持っていただきたいと思います。熊本市環境局資源循環部ごみ減量推進課事業ごみ対策室長 菅本 康博2017年度の環境監査を実施して…2016年度から実施している外部監査のシステムがようやく機能してきたと感じています。各活動について、進捗管理を含めて丁寧に把握してあり改善等が行われているところが全体的に高く評価できました。一方で、個々の活動の管理だけではなく、大学全体として総括することも必要だと考えます。また学生を含めた組織であることは、一般の事業所と違い特殊なところでもあります。教職員・学生が一体となって取り組むからこそ地域のリーダーとしての存在感がより強く発揮されるのではないかと思います。そういった活動を今後期待しています。九州環境パートナーシップオフィス(EPO九州)コーディネーター 澤 克彦(主席監査員)

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