えこあくと2018
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熊大生協で売れるペットボトル飲料の本数は、店舗・自販機を合わせると年間で約20万本です(写真1)。そのほとんどを、直接契約したリサイクル業者へ出しています。特に平成30年の夏は猛暑が続き、売れる本数が増えるに伴い、排出されるペットボトルの本数も増加しました。回収業者が間に合わずに一時大量に保管する状況もありました(写真2)。この集積したペットボトルは、佐賀県の業者(写真3)へ送られ、機械で小さく破砕され(写真4)、主に中国へ輸出され、私たちが日ごろ身につける服やバッグなどの化学繊維の原材料としてリサイクルされています。ペットボトルのふた分別についてPET=ポリエチレンテレフタラートの略です。ふた(キャップ)や表面のラベルの素材は、PP(ポリプロピレン)でできています。PETはPPよりも硬く、ボトル用の素材として優れているという特徴があります。リサイクルする場合、素材の違うPETとPPが分別されていた方が都合が良い、という理由で分別をお願いしています。写真1 学生会館ショップ写真3写真4 破砕している様子写真2 排出前の一時保管Kumamoto University35

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