熊本大学 環境安全センターニュース Vol.3&4
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Environmental safety center news YAKUMOを運用するにあたって、YAKUMOを最大限活用するためには、大学内にある薬品をYAKUMOに登録することが必要です。ほとんどの大学では、物品や薬品を購入する際に、本学で言う物品請求管理システムのようなシステムへ何かしらの入力作業があります。この流れからYAKUMOへ薬品登録できる仕組みが必要であると感じました。 (5)薬品出庫に関する問題点 薬品出庫とは、各薬品の使用量を算出するために、入庫された薬品を使用した際に登録することです。薬品出庫は、1) 薬品を使用する度に登録する重量単位管理方式と、2) 薬品を使いきった、または廃棄した時に登録するビン単位管理方式の2通りがあります。本学では、毒物および劇物は1)で、それ以外は2)で出庫登録することをお願いしてきました。 薬品出庫について問題点等をアンケートで調査しました。以下に問題点の一例を挙げます。・入庫薬品が、劇物、毒物等のどの薬品に相当するかをすぐに分かるようにして欲しい。・PCに連動できる電子天秤があれば、楽に入庫作業ができると思う。・毒物、劇物、危険物等の規制に該当する薬品に関しては、文字の色を変えるなど、注意を促す ような仕組みがあってもよいのではないか。・保管場所に関して、法規制のあるものに関しては、特定の保管庫以外の場所が選択されていた 場合には、警告などが表示されるようにすることで、より適切な管理が行いやすくなるのでは ないか。・入庫番号と薬品ID(バーコード下の記号)が異なるため、どちらか一方のみの表示画面(例 えば最近入庫データなど)と試薬との対応が困難なことがある。・物品請求管理システムで入力したデータがYAKUMOに自動で移動すると助かります。YAKUMOで 発注できるのは知っていますが、ついつい、物品請求管理システムで入力してしまいます。・検索登録した後すぐに登録確認になり、詳細確認が行いにくいので、すぐにポップアップにな らないようにして欲しい。-9-

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