熊本大学 環境安全センターニュース Vol.3&4
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Environmental safety center news 蛍光管には水銀が含まれており、一般廃棄物として排出することは環境上よくありません。そのため本学では、環境安全センターが使用済みの蛍光管を廃蛍光管として一括収集を行い、外部業者へ処理を委託しています。 電池は様々な種類があります。一般的に使われているマンガン電池、アルカリ電池は亜鉛、二酸化マンガン、鉄が多く含まれています。ボタン電池は、銀が少量ですが含まれています。ニッカド電池・リチウム電池はニッケル、コバルト、鉛が含まれており、鉛はとても有害な化学物質です。また鉛蓄電池は、硫酸や鉛の有害な化学物質を含んでいます。 本学では、廃電池からの希少金属のリサイクルや有害物質を環境中に排出させないために、一般廃棄物としてでなく、環境安全センターが一括収集を行い、外部業者に処理を委託しています。 生活で使われているボンベやライターは、一般廃棄物として排出することができます。しかし適切にボンベやライターを処理してから排出しないと、ごみ収集車内で発火するおそれがあります。 本学では、使い終わったボンベやライターを危険物として、環境安全センターで一括収集しています。ボンベは穴をあけてガス抜きができているか確認しています。またライターは使いきっているか確認しています。 平成20年度の廃蛍光管等の排出量については、廃蛍光管2184 kg、廃電池1010 kg、鉛蓄電池224 kg、水銀計79 kg、汚泥199 kgでした。 平成21年度の廃蛍光管等の排出量については、廃蛍光管2176 kg、廃電池1116 kg、鉛蓄電池247 kg 、水銀計10 kg、汚泥82 kg、スプレー缶類27 kgでした。-20- (3)廃蛍光管及び廃電池などの処理<廃電池について><平成20~21年度の廃蛍光管および廃電池の排出量><廃蛍光管について><危険物について>過去5年間における廃蛍光管排出量(kg)60W級平成17年度平成18年度平成19年度平成20年度平成21年度40W級円管その他05001000150020002500

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