熊本大学 環境安全センターニュース Vol.3&4
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Environmental safety center news 平成20年度から総務部労務・安全課(現:運営基盤管理部 人事・労務ユニット)の技術職員として配属されました片山謙吾です。新規採用からすぐに環境安全センター業務を担当することになりました。熊本大学において、安心・安全に教育・研究を行うことができるよう、業務を遂行したいと考えております。 環境安全センターでは実験廃液等の廃棄物処理、水質および大気の環境測定、薬品管理支援システムの運用、環境報告書の取りまとめ、その他さまざまな業務を行っております。そのいずれもが熊本大学の環境と安全を守る上で重要な役割となっています。しかし、課題も多くあります。 例えば実験廃液処理において、実験廃液区分に関する問い合わせや排出方法に関する問い合わせが多くあります。また、収集の際には、間違った分別で排出しているものや排出ルールを守っていないものが見受けられます。排出者の知識不足という原因も考えられますが、私は実験廃液の排出方法を十分に周知できていないのではと思います。平成20年度までは、「健康・安全の手引」と「環境安全センターニュース」に実験廃液の排出方法を記載してありますが、その内容は新任の私から見ても、分かりにくい点が多々あります。また、それらの書籍を実験廃液の排出者が熟読しているとも限りません。 その他様々な課題等ありますが、私が一番重要だと考えているのは教職員や学生へ環境安全センターの取り組みを知ってもらう機会を提供していくことだと思います。どんなに優れたテキストを作っても教職員や学生側が知らないことにはうまく活用することはできません。このことは、安心・安全な教育・研究環境を形成していく上でも重要であると思います。 私は環境保全や安全管理の業務を行うとともに、教職員や学生に対しての啓発活動にも力をいれて業務を行いたいと思います。-35-環境安全センター技術職員(兼務職員)の交代について総務部労務・安全課(現 運営基盤管理部 人事・労務ユニット)片山謙吾

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