環境安全センター年報vol_5
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13Kumamoto UniversityAnnual Report of Environmental Safety Center薬品管理支援システム物品請求管理システム財務会計システム薬品卸業者化学物質管理者①薬品発注依頼(システム入力)⑤システム登録②薬品発注情報⑥薬品納品情報⑦薬品価格情報③薬品発注④薬品配達 本学では、平成18年度より薬品管理支援システム(YAKUMO)を導入して、本学の薬品管理を支援しています。YAKUMOは島津エス・ディー株式会社が開発した薬品管理システムCRIS(Chemical Registration Information System、クリス)を利用しています。 YAKUMOは、Webサーバー・バックアップサーバー・薬品データベースサーバーで構成されており、ユーザーは学内LANを利用して使用します。薬品データベースサーバーには、「薬品マスタ」と呼ばれる薬品の詳細情報(薬品名、メーカー名、容量、CAS No.、法規制情報など)があります。この情報を利用して、毒物及び劇物の保管状況、危険物の保管状況などが分かるようになりました。 YAKUMOは、薬品のYAKUMO登録の効率化を図るために物品請求管理システムとの連動システムを構築しました。薬品は、基本的には物品請求管理システムに購入したい薬品の情報を入力して、大学の事務から薬品卸業者へ発注され、納品されます。この流れをYAKUMOから行える環境を構築しました。これにより物品請求管理システムを立ち上げずに、薬品の発注ができ、納入後は簡単な操作でYAKUMO登録が可能となり、入力操作が軽減されました。 YAKUMO登録数とは、YAKUMOに薬品を登録(YAKUMO上では入庫)した際に「入庫番号」が発行されますが、その発行数を意味します。平成22年度では30958件ありました。 月毎のYAKUMO登録数を下に示しました。平成22年度では、6月が最も多い9748件の登録がありました。これは薬品管理のための立入調査を全学的に行ったためだと考えられました。熊本大学薬品管理支援システム(YAKUMO)の運用状況について<物品請求管理システムとの連動><平成22年度のYAKUMO登録数>YAKUMO -物品請求管理システムの連動図

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