環境安全センター年報vol_5
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02Kumamoto UniversityAnnual Report of Environmental Safety Center 環境安全センターは、平成23年4月1日をもって、設置されてからちょうど10年経ちました。設置当時(平成13年4月)は「学内共同利用施設」でしたが、薬品管理の重要性や本学が「環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律(環境配慮促進法)」の特定事業者として環境報告書の作成が義務付けられた背景から、平成18年4月に「学内共同教育研究施設」に転換されました。その際に、専任教員(准教授)も配置されました。またこの10年の間に3人のセンター長が就任され、本学の環境と安全に関して尽力されました。 環境安全センターのあゆみは、昭和47年(1972年)に設置された廃液処理委員会から始まり、平成3年に環境保全委員会となり、平成11年に環境保全センターが設置されました。また平成5年に安全管理委員会が設置されており、平成13年に安全管理委員会の業務が環境保全センターと統合され、環境安全センターが設置されました。 そこで、環境安全センターの設置から10周年の特集として(1)環境安全センターの沿革、(2)無機系廃液処理施設、(3)有機系廃液処理施設についてまとめました。1971年(昭和46年) 熊本大学廃液処理対策打合会1972年(昭和47年) 熊本大学中央廃液処理施設の設置 廃液処理委員会と廃液処理専門委員会の開催1975年(昭和50年) 廃液処理施設に技官1名配置1977年(昭和52年) 上家の設置(無機系廃液処理施設(中央廃液処理施設)1978年(昭和53年) 高次処理装置の設置1980年(昭和55年) 有機系廃液処理施設の設置1982年(昭和57年) 固形物焼却炉の設置1984年(昭和59年) 環境整備係新設、配置 廃乾電池と廃蛍光管の一括収集開始1985年(昭和60年) 無機系廃液処理施設の更新1988年(昭和63年) 排水水質測定の開始1990年(平成2年) 排水貯留槽のpH測定開始1991年(平成3年) 環境保全委員会の発足(廃液処理委員会の廃止)1993年(平成5年) 安全管理委員会の発足 安全管理のチェックリスト作成環境安全センター設置10周年を迎えて特 集(1)環境安全センターの沿革廃液処理委員会安全管理委員会環境保全委員会

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