環境安全センター年報vol.6
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19Kumamoto UniversityAnnual Report of Environmental Safety Center学部・学科等管理責任者連絡先リストNo.不用薬品排出票<処理対象外のもの>○国際規制物資○覚せい剤・覚せい剤原料○麻薬○放射性物質○医療系廃棄物・感染性廃棄物○アスベスト含有物質○PCB含有物質○実験廃液(学内の廃液収集時に排出)排出量(kg)無機系固体無機系液体不明等有機系液体有機系固体平成18年度平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度05001,0001,5002,0002,5001,8349805888651,4102,332 不用薬品とは、使わなくなった薬品のことであり、特に前任の教授から引き継いだ薬品がかなり含まれています。長年、放置または管理されないまま保管されていると、ラベルが剥がれたり、表示が薄くなったりすることで、中身が何か分からなくなることがあり、そのような薬品は成分分析などで手間と費用が多くかかります。また不用薬品は、長年放置されることによって、その存在が忘れられ、見つかったときは、法規制対象の薬品であり違法所持扱いになることもあります。 環境安全センターでは、平成23年度からは年2回、全学の不用薬品を収集して、外部委託によって処理しています。また、平成23年度から年度末に退職する化学物質管理責任者の薬品の引き継ぎ状況を調査して、廃棄を希望する場合は個別に処理をしています。 不用薬品を排出するには、排出したい不用薬品をリスト化し、リストを環境安全センターに送ります。環境安全センターでは、リストから処理の難しい不用薬品がないか確認します。なお、環境安全センターでは、以下のものを処理対象外としています。 排出者は、一本毎に不用薬品排出票を貼付して排出します。環境安全センターが収集を行い、リストと不用薬品に添付されている不用薬品排出票を照らし合わせて、確認が取れたものから一本ずつ包装します。 平成23年度の不用薬品排出量は2,332kgでした。内訳は有機系固体199kg、有機系液体641kg、無機系固体387kg、無機系液体783kg、その他322kgでした。過去6年間における不用薬品排出量の推移をグラフで表しました.。<不用薬品について><不用薬品の排出方法><平成23年度の不用薬品排出量>不用薬品の処理過去6年間における不用薬品排出量の推移

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