環境安全センター年報vol_8
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Annual Report of Environmental Safety Center05Kumamoto University平成20年度より全学的な環境教育の一環として、学部および大学院の新入生に対して「環境安全に関する講義」を1時間ほど行ってきました。テキストとして、本学の環境報告書「えこあくと」を使用しました。受講者数などは前述しています。平成23年度より、教養教育「ベーシック」に全学的な環境教育として「環境報告書を読んで行動する技術」のパートを開講しました(ベーシックについては前述しています)。このパートはeラーニング形式で行われており、計12回実施することですべての学部新入生が受講することになります。またこのパートは、3つのSTEPで構成されており、STEP1の「学習リソース」、STEP2の「オプショナルコンテンツ」、STEP3の「web課題」に分かれています(ベーシックのすべてのパートでは、web課題を課して評価しています)。以下にSTEP1のコンテンツを示しました。学習キーワードとして「環境負荷と環境配慮」、パートの目的として「環境報告書を読んで環境負荷に関するデータ比較・分析ができる」と「環境報告書から環境に配慮した活動を例を知り、主体的な行動をするための知識を身につける」としています。またSTEP3のweb課題として、他大学の環境報告書を読んで、興味を持った環境に配慮した活動を紹介してもらいました。他大学の環境報告書として、東北大学、東京大学、千葉大学、新潟大学、信州大学、静岡大学、名古屋大学、三重大学、京都大学、島根大学を読んでもらいました。平成25年度は、学部新入生1820人に対してweb課題提出者数1570人が受講しました(受講率:約86%)。学部新入生が提出した「他大学の興味を持った環境に配慮した活動」は、環境安全センターのHPからダウンロードできます(平成23年度分のみ)。以下にベーシック「環境報告書を読んで行動する技術」の受講者数と受講率を示しました。2.環境全学的な環境教育の実施状況について<平成25年度の全学的な環境教育の実施状況>第1章環境報告書について第2章低炭素社会について第3章循環型社会について第4章自然共生社会について第5章マネジメント活動についてアンケート熊本大学環境報告書「えこあくと」を読んで年度平成23年度平成24年度1,632人/1,820人1,605人/1,823人web課題提出者数/学部新入生約90%約88%平成25年度1,570人/1,820人約86%受講率

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